3回目の米朝首脳会談でトランプの目的や狙いはなぜ?日本への影響と対応や会談は?

こんにちは、椎木です。

急遽行われた3回目の米朝首脳会談。

トランプ大統領がtwitterで呼びかけ、それをみた金正恩党委員長が応じる形となって板門店で開かれましたね。

正直言ってかなり電撃的な会談で驚いています。

呼びかけがtwitterというのも、またそれを実現させる両国首脳の柔軟さにも目を見張るものがありますね。

今回はそんな3回目の米朝首脳会談について

  • トランプ大統領の意図
  • 応じた金正恩の意図
  • 日本の今後の対応

を予想してみました。

板門店での3回目米朝首脳会談でトランプ大統領の目的や狙いは何?

今回急遽実現した米朝首脳会談ですが、そこにはどんな意図があったのか気になりますよね。

なんせ前回ベトナムで行われた米朝首脳会談は、非核化の進め方と見返りを巡って対立した末に決裂に終わり、非核化交渉は暗礁に乗り上げている状態でしたからなおさらです。

確かに6月に入ってから親書のやり取りなどを通して、交渉再開への足掛かりを持とうとしていたのは知っていますが、それにしても急すぎました。

トランプ大統領が急遽訪朝した狙いは?

このトランプ大統領の奇襲とも言える会談には含まれた意図はやはり

相手に考える隙を与えない

というのが大前提にあると思います。

いくら独裁者と言えど、外交での交渉事はある程度の意見を聞きつつ決定するでしょう。

その準備をさせる時間をなるべく与えない本当に奇襲的な訪朝だったと思います。

また呼びかけがSNSと言うのもミソですね。

外交官や正規のルートを辿らないそれはかなりフランクで、相手の心証を和らげるのにかなり効果的だったと思います。

会談をする前に国境を越えたのもさすがと言いたいですね。

相手の土俵に上がる覚悟があるというパフォーマンスとしては十分すぎる程だったと思います。

相手にいつでも歩み寄れる姿勢を見せた事で非核化への交渉を優位に進めたい狙いがあったのだと思います。

トランプ大統領と金正恩委員長との会談の目的は?

次に会談の内容から、目的を予想してみます。

目的と狙いが一緒なんじゃ……というのは一旦置いておきましょう。

会談の内容は朝鮮半島の非核化についてです。

トランプ大統領は、金党委員長を見送った後、報道陣に対し今後、2~3週間のうちに担当者を決めて非核化をめぐる実務者交渉を開始する考えを明らかにしました。

「金正恩党委員長とすばらしい会談を行った。我々は詳細で広範囲にわたる良い取り引きをするためにチームを編成することを決めた」(トランプ大統領)

トランプ氏は、国内で改めて北朝鮮側との交渉を行うチームを編成するとして、金氏もアメリカ側との交渉の再開に合意したということです。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3713478.htm

奇襲的な訪朝で相手に考える隙を与えず、またフランクに接する事で心証を和らげた結果、会談では

トランプ氏は金正恩氏をホワイトハウスに、金正恩氏はトランプ氏を平壌に招待するとそれぞれ伝えた。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46780880Q9A630C1MM8000/

とお互いを招待しあうほど終始上手く事が運んでいたように見えます。

ただ、相手にすり寄っているかと言えばそうではなくキッチリと「非核化交渉については急いでいない。未だ制裁は続いている」と語ったように、相手の外堀を少しずつ埋めていっているのが分かります。

この会談の真の目的は果たして本当に北朝鮮の非核化だけかと言うと、そうではなさそうです。

トランプ大統領には来年に控えたアメリカ大統領選挙があります。

今回のパフォーマンス的な訪朝は、

会談が上手くいけば結果として良し。

仮に失敗したとしても行動力のあるリーダーを見せる。

という目的もあったのではないでしょうか。

結果としては様子を見守ると言う微妙なものでしたが、

何にしても、それを行動に移せるだけの行動力は称賛に価すると思います。

板門店での3回目米朝首脳会談で金正恩委員長の目的や狙いは何?

北朝鮮が会談に応じた理由は焦っていたから?

トランプ大統領が、パフォーマンス的な目的を持った訪朝であったとして、それに応じた金正恩委員長の思惑も気になりますね。

正直北朝鮮としては、5月にミサイルを発射したものの、思うようにアメリカが食いつきませんでした。

そこから見ても分かるように、今までのように駄々をこねたら、規制が緩くなるという甘い可能性はないと思い始め、内心焦っていたのではないかという見方が出来ます。

急遽投げかけられたにも関わらず、すぐに応じたあたりに北朝鮮側の焦りが透けて見える気がします。

今回の会談で上手く規制の緩和を勝ち取りたかった狙いはあったでしょうが、完全にトランプ大統領にイニシアチブを握られた状態で、結局

「スピードではなく包括的な合意が重要だ」とし「対北朝鮮制裁は続く」とトランプ大統領が語ったように 、本来の北朝鮮の意図から見たら、あまりいい結果と言えないでしょう。

しかもお互いをホワイトハウスや平壌に招くという約束を取り交わしているのだから、アメリカにしてやられたと言っても間違いないでしょう。

仮に本当にホワイトハウスに招かれるのであれば、それは「非核化の合意に至った時」になるでしょうから。

とここまで見たら、完全にトランプ大統領の思惑通りに見えますが、流石にそんな阿呆では1国の元首は務まらないでしょう。

急遽会談に応じた北朝鮮の真の目的は?

焦りと言うのはあったでしょう。

進展せず、膠着状態にあった米朝関係を打開しようと親書を交換していたことからもそれは明白です。

そんな膠着状態にあって、今回の呼びかけはまさに天からの助けだったに違いありません。

この会談により、北朝鮮が得た最大の利益は、

核を放棄しないまま、米朝関係を改善した。

という唯一にして最大の功績に限ります。

特に日本や韓国などの周辺国に対して、この結果はかなりの影響を与えるのではないかと思っています。

板門店での3回目米朝首脳会談で日本と北朝鮮の会談はあるのか?

アメリカと北朝鮮の意図はなんとなく予想出来ましたが、わが国日本は現在北朝鮮に向けて会談の意思がある旨を伝えるも、無視されているという状態です。

それもそのはず、北朝鮮の狙いはアメリカ一択。

アメリカ一本に絞る事で、今回のような見方によってはアメリカの譲歩を引きずり出したのですから、日本と会談するメリットはないでしょう。

特に2019年に入ってからというもの、国際社会に対して、「西側諸国との会談はアメリカ以外するつもりはない」という姿勢を貫くことで、今回の会談を勝ち得たのですから、今しばらく日本との会談は実現するのが難しいかと思います。

仮に会談が実現したとしても、日本側はアメリカの後ろ盾が十分に得られない状況での会談となり、難しいかじ取りを迫られるのは必至でしょう。

日本政府にはアメリカに気を遣わずに毅然とした態度で会談の呼びかけ等を行ってほしいですが、

近く行われる参院選への影響などから会談の実現は、やはり難しいのではないかと見ています。

まとめ

今回は急遽板門店で行われた3回目の米朝首脳会談について

  • 各国の思惑
  • 日本への影響

をまとめてみました。

アメリカ大統領選挙や北朝鮮の事情に振り回されないよう強い意志を持って対応してくれることを望みます。

最後までお読みいただきありがとうございました。