ラグビーのボーナスポイントって何?ルールを分かりやすく解説!

※10月12日更新(日本の決勝トーナメント出場条件等)

こんにちは!

ワールドカップで盛り上がるラグビーですが、あまり聞き馴染みのないワードが多くて結構困惑してしまいますよね。

その中でも「ボーナスポイント」と呼ばれるもの。

日本がロシアに快勝した初戦でもボーナスポイントが加算されてます。

どうも前回大会はこの「ボーナスポイント」を獲得できなかったがために涙を飲んだというのですから、是非とも押さえておいて応援したいと思います。

ラグビーのルールでボーナスポイントって何?分かりやすく解説してみた

ボーナスポイントって聞くと、点数が加算されると言うイメージが浮かびますね。

そのイメージはあながち間違いではありません。

ラグビーワールドカップでは、サッカーワールドカップ同様グループリーグでの勝敗数を勝ち点として計上し、その上位2チームが決勝トーナメントに進出する形をとっています。

この勝ち点のシステムですが

勝ち:4点
負け:0点

引き分け:2点

と言うシステムになっています。

これだけ見るとサッカーと点数が違うだけで、根本的には同じように見えますね。

そこにアクセントを加えるのが、ラグビーのルールにある「ボーナスポイント」です。

今回のワールドカップにおけるボーナスポイントは

1試合におけるトライ数が4以上の場合

または

7点差以内での負けの場合

勝ち点1が計上されるというものです。

※日本のトップリーグでは、試合終了(ノーサイド)の時点で3トライ以上の差があって初めて加算される。

つまり

4トライ以上あげて勝利した場合

勝ち点4+ボーナスポイント1で

合計勝ち点5になるわけですね。

ほかにも引き分け同士でも、トライを4つ以上していたら勝ち点が入るので、本来の勝ち点2が勝ち点3になるという仕組みです。

負けの場合でも前述したように7点差以内の負けであればボーナスポイントで勝ち点1が加算されます。

負けても戦い方次第で勝ち点が入るというのは魅力ですね。

ラグビーにボーナスポイントがあるのはなぜ?

ボーナスポイントの仕組みやルールは分かったけど、なぜこのようなルールが決まったのでしょうか。

特にルールが決まったことに言及されているものは発見できなかったのですが、一説によると

負けていて逆転が不可能な状態であっても、点差によって勝ち点が得られるため最後まで緊張感のあるスリリングな試合展開が行われるため

と言われています。

また4トライ以上での加算については

  • それだけトライと言うのが盛り上がるという事
  • ラグビーの楽しさはトライの瞬間に他ならない

と言うファンを楽しませるために、ビッグプレーであるトライを狙いに行く姿勢を後押しするために出来たと予想します。

理由はともかく、南アフリカ大会ではボーナスポイントの有無で決勝に上がれなかったという事もあるので、今回大会ではしっかりとボーナスポイントも狙ってほしいですね。

ラグビーのボーナスポイントってどのくらい重要なの?

勝ち点が加算されるボーナスポイントですが、実際どのくらいの重要度があるのでしょうか。

たった1点の加算ですが、されど1点。

その1点に泣いた試合と言えば、前回ワールドカップの南アフリカ大会でしょう。

2015年に開催された南アフリカでのラグビーワールドカップ。

五郎丸選手だけでなく、強豪南アフリカ相手に歴史的勝利を収めた事は記憶に新しいですよね。

ですがその大会で、ボーナスポイントが取れず、決勝へと駒を進められなかったという事は意外にも知られてません。

日本はプールB(ラグビーはグループではなくプール)で南アフリカだけでなく、スコットランドなど強豪と決勝進出の座を巡ってプレーをし、3勝1敗と優秀な成績を残しました。

予選リーグを終えた段階で、南アフリカ、スコットランドが3勝1敗で日本と並んでの結果となりました。

そこで明暗を分けたのが「ボーナスポイント」。

南アフリカとスコットランドはボーナスポイントをしっかりと獲得していたにも関わらず、日本はボーナスポイントを1点も取れておらず、結果1次リーグ敗退となってしまいました。

こういう結果を見ると、勝つのが勿論理想ですが、それだけでなく「どう勝つのか」、負ける場合も「どう負けるのか」と言う事が最終的に重要になってきますね。

今大会では、幸先よく勝利とボーナスポイントをもぎ取れたので、ここから勢いをつけて1次リーグを突破してほしいですね。

※10月12日更新

日本の決勝トーナメント進出に向けて、やはりこのボーナスポイントが重要になってきました。

2019年10月12日現在、日本はプールAで1位ですが、残す試合は3位のスコットランドのみ。

現在のプールAで決勝進出をかけている3チームの状況はこちら

  勝ち 負け 勝ち点
日本 3 0 14
アイルランド 2 1 11
スコットランド 2 1 10

スコットランドとの勝ち点差は4しかないので、もし負けてしまった場合は勝ち点が並んでしまいます。

同じ勝ち点なら、当事者同士の試合で勝った方が上がるので、負けた場合はまさかの予選敗退の可能性が出てきています。

…が!負けた場合でも条件次第でもボーナスポイントは獲得できるので、その1点があれば逆に決勝トーナメント進出が出来ます。

日本が決勝トーナメントに進出できる条件は?

まずは当たり前ですが、勝てば勿論文句なしの決勝トーナメント進出です。

引き分けでも同様に進出できます。

日本が負けた場合でも決勝トーナメント進出できる条件ですが

①スコットランドが3トライ以内の場合……7点差以内の負け

②スコットランドが4トライ以上の場合……日本も4トライ以上かつ7点差以内の負け

①は単純にスコットランドが勝ち点4の日本がボーナスポイントの勝ち点1でそれぞれ最終勝ち点14と15で日本がトーナメント進出。

②はスコットランドがボーナスポイントを加えた勝ち点5、それに対して日本は4トライ以上のボーナスポイントと、7点差以内で負けのボーナスポイントの両方獲得で勝ち点2。

最終トータル勝ち点はスコットランドが15、日本が16と言う事になります。

ここにきて前回大会で苦しめられたボーナスポイントが、逆に日本にとって最悪の状況が起きたとしても希望として残りそうですね。

もちろん全ての日本人が、勝利での決勝トーナメント進出を望んでいるでしょう。

台風の影響で試合がどうなるか分かりませんが、まずは選手や関係者の安全が第一。

もし開催されるなら、勝利を祈っています。

※番外編:上記の場合でなくても進出は可能?

ちなみにアイルランドがサモアに引き分けたり負けた場合も決勝に進出が可能です。

ただまあ自分たちの行く先を他の試合の結果に委ねるのは、少し悲しいので、頑張って勝ってほしいですね。

ラグビーのルールでボーナスポイントって何?分かりやすく解説!のまとめ

今回はラグビーにおけるボーナスポイントについて分かりやすく解説してみました。

ポイントは

  • 1試合に4トライ以上を決める事
  • 負けても7点差以内である事

の2つになります。

相手が強豪であっても、戦い方次第で勝ち点を取れるシステムなので、ゲームの展開を見て4トライ目で「ボーナスポイントゲットだ」とか終盤の点差を見て「あとキック一本で何とかボーナスポイントが……」と言う楽しみ方も出来ますね。

まだまだワールドカップは続きますし、日本の所属するプールには世界ランク1位のアイルランドもいます。

そういったチームの試合もボーナスポイントに注目して見ると、日本の決勝への道筋が見えたりして面白いかもしれませんね!