NO IMAGE

5月(2019年)にガソリン価格の値上げはある?イラン産原油輸入禁止の影響を調査!

こんにちは、椎木です。

アメリカのトランプ大統領が、イランへ課していた制裁をさらに強めると言ったニュースが入ってきました。

今まで日本などを含む8か国にはイランからの原油を輸入しても構わないという内容だったのですが、今年の5月をもってその猶予措置を撤廃し、二度と延長はしないとの声明を発表しました。

今日はこのニュースがもたらすであろう

原油価格高騰によるガソリンの値上げはあるのか?

と言う事について調べてみました。

5月からガソリンの値段が上がる?

現在日本は原油の全てを輸入に頼っている状態であり、勿論1か国から輸入しているわけではありません。

ですが、輸入元が減れば、需要に対し、供給が追い付かなくなり、値段が上がるのはガソリン以外の全てで起きる現象です。

そのため、今回のトランプ大統領の声明は、ガソリンの値上げ確実と言った風に聞こえなくもないですが、実際はどうなのでしょうか。

日本は、これまで原油の輸入量全体の5%程度をイランから調達しており、重要な原油の調達先の1つと位置づけてきました。

しかし、去年11月にアメリカのトランプ政権がイランへの経済制裁を発動するのを前に、「JXTGホールディングス」や「昭和シェル石油」などの石油元売り各社は、制裁の対象になるのを避けるため、去年10月からイランからの輸入を停止することになりました。

その後、アメリカは日本などを制裁の適用から除外することを決めたため、ことしに入り各社は輸入を再開していました。ただ、除外期間はもともと180日に設定され、延長されるめどもたたないことから各社は今月から再度、イラン産原油の輸入を停止していました。

アメリカが正式に延長しない方針を明らかにしたことでイラン産原油の輸入停止が続くことになりますが、各社は、他の国からの調達で補えるため国内のガソリンなどの石油製品の供給に影響は出ないとしています。

NHKニュースより

との見解が石油元売りの各社から出されています。

今回は期限が元々決まっていて、延長されるかどうかすら不明だったので、事前に準備が出来ていたと言う事でしょうか。

また、アメリカ側も「日本や、ほかの同盟国への供給が一切、妨げられないことを保証するのがアメリカの政策だ」としており、今回の猶予延長を撤廃した背景には、不足分を補う準備がある事を示唆しています。

不足分はどこから?

イランからの輸入不足分を補うのに、白羽の矢が立っているのが、サウジアラビアと言われています。

サウジアラビアは、今までロシア等他の原油国と同盟し、原油の価格を上げるため、減産傾向にありましたが、今回のトランプ大統領からの声明を受けて

アメリカ政府の決定を受けた市場の動向を注視している。市場のバランスが崩れないよう他の産油国と連携したい

という発表をしています。

同盟国であるアメリカから何かしらの打診があったのでしょう。

今後制裁が長引けばどうなるか分かりませんが、ひとまずいきなり5月から値上がりすると言う事はなさそうです

まとめ

今回はイラン原油輸入禁止によるガソリン価格の値上げがあるのかどうかを調べました。

結果としては、不足分を補うためにサウジアラビアなどに根回し済みのため、即座に値上げと言った事はなさそうです。

ただ、制裁が続けば、どうなるか分かりません。仕入れ先が少なくなると言う事は、自由競争が妨害されやすいと言った危険も孕んでいるからです。

出来れば仲良くしてほしいと思うのですが、なかなかうまくいかない物なのでしょうか。

それでは今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた次のニュースで。