NO IMAGE

イエローハット放火未遂の罰則は何?バイトテロで逮捕は懲役何年になる?

こんにちは、椎木です。

イエローハットのバイトテロがニュースになったかと思えば、一瞬で逮捕となりましたね。

容疑は現住建造物等放火未遂と言う事らしいのですが、 放火未遂と言うのがどのくらいの量刑になるのか気になったので知らべてみました。

現住建造物等放火未遂とは?

そもそも現住建造物等放火と言うのどういったものになるのでしょうか。

現住建造物等放火罪は、人が現に住居に使用しているか、または現に人のいる建造物等を放火により焼損させることを内容とする犯罪である。本罪では条文上、具体的な公共の危険の発生が要件になっておらず、既遂時点で公共の危険の発生が擬制されていることから、抽象的危険犯とされる。 

wikiより

簡単に言えば、人が住んでいたり、利用していたりする建物に放火すると言った物ですね。

今回は実際に火が移っていないので「未遂」と言う事になります。

放火罪の量刑は?

放火罪と言うのは実は正式名称ではありません。放火した対象によって罪名が下図のように異なります。

対象人のいる建物人のいない建物建物以外への放火
問われる罪現住建造物等放火罪非現住建造物等放火罪建造物等以外放火罪
刑法刑法第108条刑法第109条刑法第110条
法定刑死刑または無期もしくは5年以上の懲役2年以上の有期懲役
自己所有物に放火した場合は6ヶ月以上7年以下の懲役
公共の危険が生じなければ罰しない
他人所有物の焼損・公共の危険を生じさせれば1年以上10年以下の懲役
自己所有の場合1年以下の懲役または10万円以下の罰金

見ていただければ分かるように「現住建造物等放火罪」が一番罪が重く、最大で無期懲役とかなり思い量刑を科されることとなります。

遊びでやったはずが、5年以上の懲役。遊びで済まないのが火の取り扱いだと心得なければいけませんね。

放火未遂の場合はどうなるのか?

「放火」の場合の量刑は分かりましたが「放火未遂」の場合は同なのでしょうか。

放火未遂罪と、似ているものに放火予備罪という物がありますが、違いは以下の通りです。

放火予備罪現住建造物や非現住建造物に放火する目的でガソリンなどを購入し準備放火の準備から実行に着手しない段階
放火未遂罪実際に着火したが、焼損に至らなかった場合

放火予備罪の場合は2年以下の懲役ですが、放火未遂罪については実は詳しく決められていません。

未遂罪においては、他の犯罪同様刑法第43条・第44条が適用されますが、その内容は以下の通り。

第四十三条 犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができる。ただし、自己の意思により犯罪を中止したときは、その刑を減軽し、又は免除する。
(未遂罪)
第四十四条 未遂を罰する場合は、各本条で定める。

引用元:刑法第43条第44条

つまり放火対象の罰則から軽減されることになると言う事になります。

過去の判例を見てみると現住建造物等放火罪の量刑については、懲役3年~6年くらいが多いようです。

一方「未遂」となると判例が少なく、「執行猶予」を得る方向で弁護が進むのが一般的なようです。

今回の事例を見てみると、ホイールに火をつければ、倉庫に燃え広がる危険性が認識できたうえでの犯行との部分が争点になってきそうです。

恐らく「そういった認識はなかった、反省してます」と言った弁明が出るでしょう。

初犯ですし、上手くいけば「執行猶予」あたりになるのではないでしょうか。

これ以外にも同じような事を定期的に繰り返していたとかが出てきたら変わってきそうですが……

あとはイエローハット側が他の動画にも映っていた映像で「器物破損」や「威力業務妨害 」あたりで被害届を出せば、その辺のコンボで量刑は変わってくるでしょう。

是非、馬鹿な流れを断ち切るためにも企業側の毅然とした態度を望みます。

まとめ

今回はイエローハットのバイトテロで逮捕に至った、現住建造物等放火未遂罪mについて色々調べてみました。

懲役になるのか、執行猶予がつくのかはその時々によって変わってきますが、今のところ「執行猶予」くらいが関の山ではないでしょうか。

余罪があったり、イエローハット側の「被害届」次第で変わってくるので、今後の動向には注目しておきます。

それでは今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。ではまた次のニュースで。