光復節(2019韓国)の演説全文日本語訳は?対話と協力への日本政府の反応は?

こんにちは、椎木です。

8月15日は日本にとっては終戦記念日として、各地で戦没者への追悼式典などが執り行われますが、お隣の韓国では日本の統治から解放されたという事で

光復節

という一種お祭りのような行事が催されます。

そんな光復節で文在寅大統領がしたスピーチの内容が中々パンチが効いていたので、折角ならば全文がないかと探してみました。

光復節で文在寅がしたスピーチの全文和訳

例の如く韓国語は読めないので、Google翻訳先生にご登場願いました。

ところどころおかしな文章は分かる限り意訳していますが、それでもおかしい部分は目をつぶってください。

かなり長いです。

長いので途中途中概要を差し込んでます。


尊敬する国民の皆さん、
独立有功者と遺族の皆さん、
在外・海外同胞の皆さん、

3.1独立運動と臨時政府樹立100年になる今年。
光復74周年記念式を特別に独立記念館で開催する事ができ非常に感慨深く思います。

今日の大韓民国はどんな苦難の前でもくじけず、あきらめていなかった、独立先烈たちの強靭な精神が生み出したものです。

「三角山が起きドドンシルダンスも踊って、漢江の水が反転湧き塗り、その日(何かの比喩だと思いますが、よく分かりませんでした)」を渇望して、すべてのことを捧げた先烈たちの熱い精神は、この瞬間にも、国民の胸に息づいています。

私は今日、独立烈士と有功者、遺族に深い敬意を表し、解放の日、手ごわい心に建設しようとしていた国は、今日では、私たちがその意味を引き続き作ろうとする国を、国民と一緒に描いてみようとします。

私たちが望む国は「一緒に豊かな国」、誰でも公平な機会を持って、失敗しても再度出発することができる国です。

私たちが望む国はワンド島の村の少女が蔚山で水素産業を勉強して南浦で創業し、モンゴルとシベリアで環境にやさしい車を輸出する国です。

会寧で育った少年が釜山で海洋学校を卒業して、アセアンとインド洋、南米のチリまでコンテナを載せた船の航海士になる国です。

農業を専攻した青年がアムール川から南と北、ロシア農民との大規模な大豆農業をして青年の弟が瑞山で型の豆で牛を育てる国です。

豆満江を渡って大陸に、太平洋を越えて、アセアン、インドでは、私たちの生活と想像力が拡張されている国です。

私たちの経済活動領域が韓半島南部を脱し近隣諸国と協力して繁栄する国です。

「炉に火をつけろ新しい国の心臓に鉄線を抜いて鉄筋を増やし鉄板を伸ばす
セメントと鉄と希望の上に誰も揺るがすことができない新しい国立てていこう」

解放直後、詩人は光復を迎えた新しい国の夢をこのように歌いました。

「誰も揺るがすことができない新しい国」
外勢の侵略と支配から脱した新生独立国家が持つべき当然の夢でした。

そして74年が経った今、私たちは、世界6大メーカー大国、世界6大輸出大国の堂々とした経済力を備えるようになりました。

国民所得3万ドル時代を開いた、金九先生が希望していた文化国家の夢も備わっています。

しかし、「誰も揺るがすことができない国」は、まだ満たされていませんでした。
まだ私達は十分に強くなく、また、私達が分断されているからです。

私は今日どんな危機にも毅然と対処してきた国民を思い浮かべながら、私たちが作りたい国、「誰も振ることができない国」を再び誓います。

尊敬する国民の皆さん、

私たちは、自由貿易秩序に基づいて半導体、IT、バイオなど、得意産業に集中することができました。

国際分業体系の中で、どの国でも、自分の強みを前面に出して成功を夢見ることができました。

近代化の過程で遅れた東アジアは、分業と協業で再び経済発展を成し遂げました。

それは世界に「東アジアの奇跡」と呼ばれるほどに。

東アジアにも侵略と紛争の過去はありましたが、それよりもはるかに長い交流と交易の歴史があります。

青銅器文化から現代文明に至るまで、東アジアは、互いに共有してきました。
人類の歴史の中で最も長い交流と協力が行われ、一緒に文明の発展を遂げました。

光復節日本への言及

光復は、私たちだけに嬉しい日ではありません。
日清戦争と日露戦争、満州事変と日中戦争、太平洋戦争までの60年間の壮大な戦争が終わった日であり、東アジアの光復の日でした。

日本の国民も軍国主義の抑圧から抜け出し侵略戦争から解放されました。

私たちは、過去にとどまらず、日本との安全保障・経済協力を続けてきました。

日本と一緒に日本植民地時代の被害者の苦痛を実質的に治癒するし、歴史を鑑みしっかり手つなごうという立場を堅持してきました。

過去を反省することは、過去にしがみつくのではなく、過去を乗り越え、未来に行くことです。

日本が隣国に不幸を与えた過去を反省し、東アジアの平和と繁栄を一緒に引っ張っていく道を私たちは願います。

協力するのであれば一緒に発展していくことが可能です。

世界は高度の分業システムを介して共同繁栄を成し遂げてきました。
日本経済も自由貿易の秩序の中で分業を成し発展しました。

国際分業体系の中で、どの国でも、自国が優位にある分野を武器化するなら、平和な自由貿易秩序が壊れるしかありません。

まず成長した国が、後に続く成長してくる国のはしごを蹴り落としてはなりません。

今でも日本が対話と協力の道を申し出たら、私たちは喜んでその手を掴みます。

公正に取引して協力する東アジアを一緒に作っていくことです。

昨年平昌冬季オリンピックに続き、来年には東京オリンピック、2022年には、北京冬季オリンピックが開かれます。

五輪史上初の東アジアのリレーオリンピックです。
東アジアが友好と協力の基礎を固め共同繁栄の道に進む絶好の機会です。

世界の人々が平昌で「平和の韓半島」を見たように、東京オリンピックで友好と協力の希望を持つようになることを願います。

私たちは、東アジアの将来の世代が協力を通じた繁栄を体験できるように、私たちに与えられた責任を果たすことです。

光復節韓国経済への言及

尊敬する国民の皆さん、

今日の私たちは、過去の私たちがありません。
今日の大韓民国は多くの課題と試練を乗り越え、より強くなって成熟した大韓民国です。

私は今日、「誰も揺るがすことができない国」は、私たちが作りたい新しい韓半島のために3つの目標を提示します。

まず、責任ある経済大国で自由貿易の秩序を守り、東アジアの平等な協力を引き出します。

私たち国民が奇跡のように成し遂げた経済発展の成果と底力は分けて与えることはあっても奪われることはありません。

経済の主権がしっかりしている私たちは、運命の主人で、揺れません。

統合された国民の力は危機をチャンスに変え、試練は、私たちをより強く大きくしました。

私たちは、中東の烈士も、太平洋の波も恐れていない経済を成長させた。
軽工業、重化学工業、情報通信産業の順に育成し、世界IT強国になりました。
今5Gなど世界の技術標準をリードする国になりました。

今まで私たちは、先進国を追いかけてきたが、今では先んじて挑戦しリードする経済に生まれ変わっています。

日本の不当な輸出規制に対抗し、私たちは、責任ある経済大国への道をコツコツ歩いていきます。

我々の経済構造を採用と共生の生態系に変化させます。

大中小の企業や労使の共生協力に素材・部品・機器産業の競争力強化に力を注ぎました。
科学者や技術者の挑戦を応援して、失敗を尊重し、誰も振ることができない経済にします。

私たちの不足を省察しながらも、自ら卑下せずに一緒に頑張っていけば、必ずできると信じています。

私たちは、経済力に見合った責任を持って、より大きく協力して、より広く開放して隣国と成長します。

第二に、大陸と海洋をアオルミョ平和と繁栄をリードする橋国になろうとします。

地政学的に4大強国に囲まれた国は、世界で私たちしかありません。

私たちは、秒、力がなければ、韓半島は大陸でも、海洋でも辺境であり、時には強大国の角逐場となりました。
それは我々が経験した過去の歴史でした。

しかし、私たちが力を持てば、大陸と海洋を結ぶ国、北東アジアの平和と繁栄の秩序をリードする国になることが出来ます。

地政学的位置を私たちの強みに置き換えてください。
もはや他人に振り回されずに主導していくには明確な目標が必要です。

かつて臨時政府の趙素昂先生は人と人、民族と民族、国家と国家の間の均等を提唱しました。
平和と繁栄に向けた私たちの基本的な精神です。

私たち国民が日本の経済報復に成熟に対応することも、私たちの経済を守ろう意志を集めるも、両国の国民の間の友好が損なわれないことを望むレベルの高い国民意識があるからです。

韓国政府が推進する「人を中心共存繁栄の平和共同体」は、私から始め、朝鮮半島全体と、東アジア、ひいては世界の平和と繁栄に拡張しようということです。

新北方政策は大陸に向かって走って行く私たちの願望です。
中国とロシアだけでなく、中央アジアとヨーロッパでの協力の基盤を広げ、北東アジア鉄道共同体で多国間協力、多国間安全保障の礎石を置くことです。

新南方ポリシーは、海洋に向かって走って行く私たちの願望です。
アセアンとインドとの関係を周囲主要国レベルで改善し、共同繁栄の協力関係に発展させていくことです。

今年11月には、アセアン特別首脳会議としたメコン首脳会議が釜山で開かれます。
アセアンとメコン諸国と画期的な関係発展のマイルストーンになります。

南と北の分断された鉄道と道路をつなぐことは、東アジアの平和と繁栄をリードする、橋国への第一歩です。
韓半島の地と空、海に人と物流が行き来する血脈をつないで、南と北が大陸と海洋を自由に行き来があれば、韓半島はユーラシアと太平洋、アセアン、インド洋をつなぐ繁栄の基盤となります。

アジア共同体は、いずれかの国が主導する共同体ではなく、平等な国の様々な協力が花咲くコミュニティになります。

光復節北朝鮮との融和

第三に、平和で繁栄をなす平和経済を構築し、統一に光復を完成しようとします。

分断体制を克服して民族のエネルギーを将来の繁栄の動力として昇華する必要があります。

平和経済は韓半島の完全な非核化に北朝鮮が核ではなく、経済と繁栄を選択できるように対話と協力を継続していくことから始まっています。

南と北、アメリカは過去1年8ヶ月、対話局面を持続しました。
最近、北朝鮮の数回の懸念な行動にもかかわらず、会話の雰囲気がぶれないことこそ、私たちの政府が推進してきた韓半島の平和プロセスの大きな成果です。

北朝鮮の挑発一発で朝鮮半島が揺らいでいた以前の状況と明らかに変わりました。
まだ対決をあおる勢力が国内外に少なくないが、私たち国民の平和への切実な熱望があったので、ここまで来ることができました。

6月末の板門店会談後、3回目の北米サミットのための北米間の実務交渉が模索されています。
おそらく朝鮮半島の非核化と平和構築のための全体のプロセスの中で最も大きい峠になるでしょう。
南・北・米両方北米間の実務交渉の早期開催に集中しなければならない時です。

不満な点がある場合でも、会話の板を破ったり、壁を打って会話を困難にすることは決して望ましくありません。
不満がある場合はそれも対話の場で問題を提起して議論することです。
国民の皆様にも会話の最後の峠を越えることができるように力を集めてください。

この峠を越えれば、韓半島の非核化がつかつかと近づくもので、南北関係にも大きな進展を実現します。
経済協力が速度を出して、平和、経済が開始されると、いつか自然に統一が私たちの前の現実になるでしょう。

IMFは韓国が4次産業革命をリードし、2024年頃1人当たりの国民所得4万ドルを突破すると推定しています。

ここで南と北の能力を合わせた場合、それぞれの体制を維持しながらも、8万単一市場を作ることができます。
韓半島が統一までなら、世界経済の6位になると予測しています。
2050年頃、国民所得の7〜8万ドル時代が可能である国内外の研究結果も発表されています。

平和と統一による経済的利益が非常に大きいことは明らかです。
南と北の企業にも新たな市場と機会が開かれます。
南と北の両方莫大な国防費だけでなく、「コリアディスカウント」という無形の分断コストを削減することができます。
今、私たちが経験している低成長、少子高齢化の答えも見つかるでしょう。

しかし、その何よりも光復のその日のように、私たちの民族の心に芽生え希望と情熱が重要です。
希望と情熱よりも大きい経済成長の動力はないでしょう。

釜山で開始し、蔚山と浦項、東海と江陵、束草、原産と羅津、先鋒につながる環東海経済はウラジオストクを通じた大陸経済、北極航路と日本を結ぶ海洋経済に伸びていきます。

麗水と木浦からスタートし、群山、仁川、てと南浦、新義州に向かった環黄海経済は全羅南道ブルーエコノミー、セマングムの再生可能エネルギー新産業の開城工業団地と南浦、新義州につながる先端産業団地の育成に中国、アセアン、インド向け壮大な経済戦略を完成することです。

北朝鮮も経済建設総路線に国家政策を転換し、市場経済の導入が行われています。
国際社会も、北朝鮮が核を放棄すれば、経済成長を助ける約束しています。

北朝鮮を一方的に助けようというのではありません。
お互いのシステムの安全性を確保しながら、南北相互間の利益になるようにしようというものであり、一緒によく生きようということです。
世界経済の発展に南北が一緒に貢献しようということです。

平和経済を通じて、私たちの経済の新しい成長動力を作成いたします。
私たちの能力をさらに分断消費することができません。
平和経済に私たちが持っているすべてのものを注ぎ込んで「新しい韓半島」の扉を開く努力をいたします。

南と北が手をつないで、韓半島の運命を主導する意志を持っていれば可能です。
分断を克服して初めて、私たちの光復は完成されて、誰も振ることができない国になるでしょう。

「北朝鮮がミサイルを発射いておいてどんな平和経済か」と言う人がいます。
しかし、私たちは、より強力な防衛力を保有しています。
私たちは注視して韓半島の緊張が高まらないように管理に万全を期していますが、それはやはり究極の目標は、対決ではなく、会話にあります。
米国が北朝鮮と動揺せずに会話を続け、日本も北朝鮮との対話を推進している現実を直視して下さい。
理念に捕われた孤独に残らない事ください。

私たち国民の団結した力が必要です。
国民の皆様一斉にようにして下さい。

尊敬する国民の皆さん、
独立有功者と遺族の皆さん、
海外同胞の皆さん、

私は今日の光復節を迎え、任期内に非核化と平和体制を確固たるものにすると約束しています。
その土台の上の平和経済を開始し、統一に向かって進んでいきます。

北朝鮮と一緒に「平和の春」に分散させた種が「繁栄の木」で育つことができるよう対話と協力を発展させていきます。

2032年ソウル – 平壌共同オリンピックを成功的に開催して、2045年光復100周年まで平和と統一に一つになった国(One Korea)で世界の中そびえ立つできるように、そのベースをしっかりとかわすと約束します。

臨時政府は「大韓民国」という国号と「民主共和国」を宣言してから100年になりました。

私たちは、100年の間に省察し成熟しました。
現在、いくつかの危機も乗り越えられるほど自信を持つようになり、平和と繁栄の韓半島を達成するための国民的力量が大きくなりました。
私たちは、「誰も振ることができない国」を作ることができます。

南江イ・スンフン先生の言葉を思い出してください。

「私は種が地中に入っ重い土をとて上がってくるときジェヒムにたち打た他人の力に上がってくるのを見たことがない。」

私たちの力で分断を勝ち、平和と統一への道責任ある経済大国への近道です。
私たちが日本を超える道であり、日本を東アジアの協力の秩序に導く道です。

朝鮮半島と東アジア、世界の平和と繁栄を導く「新しい韓半島」は、私たちを待っています。

私たちはすることができます。

ありがとうございます。


とこんな感じです。

光復節演説に見える文在寅大統領の真意は?

歴代の大統領に比べてかなり日本批判が少なかったですね。

更に言えば、韓国メディアも報じている通り、ことさらに「経済」を強調した内容でした。

日本への批判の全てに「経済」を絡めてくるあたり、日本の輸出管理措置がかなり厳しいと見て間違いなさそうです。

また、このタイミングで日本に「対話と協力」を求める事で、国際社会に

韓国は日本にボールを投げた

という姿勢も見せたかったのではないでしょうか。

平和と繁栄を導くと言いながら「日本を追い抜く」や「日本による不当な規制」と言うワードが出たあたり、何とか「日本が悪い」としたいようですね。

光復節の演説に対する日本政府の反応は?

気になるのは日本政府がどういった反応を見せるかですね。

今のところ特にアクションは見せていませんが、アメリカなどでは

「韓国側は日本に対話を求めている」

なんて感じで日本が悪いっぽく捉えられそうな報道がチラホラ見受けられてます。

ただアメリカなどの注目の多くは、どちらかというと南北の融和ですね。

今後は日本政府の対応次第ですが、大丈夫でしょうか。

また情報が入り次第追記します。