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目取真俊(芥川賞作家)の経歴や代表作は?拘束された理由と賠償命令は妥当か調査!

芥川賞作家だろうが、ノーベル賞受賞者だろうが、犯罪はダメです。

というわけで、お昼のニュースで飛び込んできた目取真俊(めどるましゅん)という作家が、沖縄の基地抗議の際、逮捕拘束された事に対して、国を相手取って裁判を起こし、見事賠償金をせしめたとか。

8時間拘束されて8万円の賠償金。裁判費用の方が高くつくんじゃねえの?と思いつつ、この人がどんな人か気になったので調べてみました。

目取真俊の経歴

沖縄県生まれの沖縄県育ち。

沖縄県立北山高等学校、琉球大学法文学部卒業。もうずっと沖縄にいますねこの人。

その後期間工(工場などで一定期間を定めて働く従業員)、警備員、塾講師などを経て県立高校の国語教師になるも、2003年に退職。

上に挙げたような仕事の傍らで沖縄の自然や風土、歴史に根ざした小説を発表しています。

沖縄戦の記憶を背負って生きる庶民の姿を描いた「水滴」、「魂込め」をはじめ、2004年には小説「風音」を自ら脚本化し、東陽一監督によって映画もされています。

ちなみに映画「風音」はモントリオール世界映画祭でイノベーション賞を受賞してます。……映画の賞ってなんでこうよく分からん賞が多いんですかね。名前を聞いてもどんな賞かパッと思いつきませんが、とにかくイノベーションな賞をもらってます。

ちなみに「さだまさし」さんの長編小説「アントキノイノチ」の映画版も同じイノベーション賞を受賞されてます。……益々どんな賞か気になります。

主に短編が多いですが、「虹の鳥」という在日米軍や沖縄の暴力団にからむ若者の姿を描いた長編もかかれてます。

小説以外にも地元の沖縄タイムスや琉球新報をはじめ、新聞や雑誌にエッセー、評論なども書いてるみたいです。

沖縄の方言を使った作品を描いてみたりと、本当に沖縄大好きな作家さんですね。

そんな沖縄愛からか、基地問題や沖縄戦に関する発言が多く、最近は大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判や教科書検定の問題についても書いてるみたいです。

目取真俊の代表作は?

私は聞いたことのない作家さんなんですが、一応芥川賞作家。

そんな目取真俊の代表作は、1997年に発表された「水滴」という短編です。

ある日、沖縄の老人徳正が目覚めると、自分の足が途方もなくふくれあがっている所に気づいたところから物語は始まります。

しかもその親指の先からは、透明な石灰質の水がこんこんと滴り落ちてくるのですが、この水を毎夜亡霊たちが飲みに来るというのだからまた困ったもの。

そんな不思議な水は、生きているものにも影響を与えるようで、奇跡の水と称して、売り出す従兄弟まで出る始末。

なぜ水がしたたり落ちるようになったのか。毎夜くる亡霊の目的と、「奇跡の水」の結末は――

てな内容です。

正直私には難しくてよく分かりませんでした。

阿呆な私には、悪者がいる、そいつをぶっ飛ばす。的な古き良き香港アクション映画みたいなやつしか無理です。

今回拘束された理由は?

ようやく本題。

そんなえらい芥川賞作家作家先生が、今回基地抗議活動中に、カヌーで米軍の管轄する地に入ったため、米軍に拘束されたみたいです。

8時間の拘束後、海保に引き渡しをされ、緊急逮捕。の流れだったようですが、それで終わらないのがこの人。

米軍による長時間の拘束と、海保による緊急逮捕は違憲として、地裁に提訴。

賠償金120万を要求した裁判に勝訴して8万円をもぎ取ったそうです。

私は裁判を起こしたことも、起こされたこともないので分かりませんが、勝訴して8万円くらいなら、裁判費用の方が高くつきそうな気がするんですが、どうなんでしょうか。今度詳しく調べてみます。

一応地裁の判決がそう出ている以上、訴えは認められたと言う事なのでしょうが、今後国が控訴するかどうかは分かりません。

個人的には控訴されたら高裁で一気に逆転しそうな気がします。

引き渡しまでに合理的な遅延があった。→合理的?どういう事?理にかなった遅延ならいいんじゃないの?そもそもすぐに開放したら、また侵入してきますやん。

海保の緊急逮捕は違憲。→そりゃ、海から他国に侵入したら逮捕されるでしょ。

というくらい今回の判決はよく分からんです。

まとめ

別に小説に何を書こうが、基地の抗議をしようがそれは本人の自由ですが、拘束されるというそもそもの原因を作っておきながら、後からギャーギャー喚くのは、大人としていかがなものかと。

そりゃ、二か月も三か月も拘束されてたら分かりますけど、8時間て……。

子ども達に未来を残したいと思うなら、「恥ずかしい行いをしない大人」という姿勢を見せるのが第一なのではないでしょうか。

どんな立派なことを言っても、犯罪はダメです。

ルールの中で、しっかりと活動してほしいですね。