こんにちは。
昭和を代表する大物政治家である中曽根康弘元首相がご逝去されました。
私はその当時を知りませんが軽く上げるだけでも、
- バブル経済の演出
- JRやNTTの民営化(旧国鉄と旧電電公社)
- 日米の貿易摩擦など難しい外交
- 日米同盟の強化
など、数々の功績をあげた政治家だったことは間違いないようです。
そんな中曽根康弘元首相ですが、なんとお孫さんも政治家です。(ちなみに息子も)
こんな凄い政治家の血を引いているのなら、どんな政治家なのか気になったので調べてみました。
中曽根康弘の孫は中曽根康孝と川鍋文子

メチャクチャいい写真ですね。
中曽根康弘元首相のお孫さんの名前は、中曽根康孝氏。
自由民主党所属の衆議院議員をされています。
お爺さんの意思を継いで、日本のために頑張っていただきたいと思います。
ちなみにお孫さんは中曽根康孝氏だけではなく、川鍋文子(あやこ)さんと言う方もいらっしゃいます。
苗字が違う事からも分かる通りご結婚されていて、お相手は日本交通の会長である川鍋一郎氏です。
川鍋文子さんは公人ではないので、あまり詮索はしないようにして、ここからはお爺さん同様政治家として活躍する中曽根康孝氏のプロフィールなどを紹介します。
中曽根康孝のwikiプロフィール

生年月日 | 1982年1月19日(37歳) |
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出生地 | 東京都 |
出身校 | 慶應義塾大学法学部卒業 コロンビア大学国際公共政策大学院修了 |
特技 | ゴルフ |
前職 | JPモルガン証券株式会社従業員 中曽根弘文参議院議員秘書 |
所属派閥 | 志帥会(二階派) |
なかなかにイケメンですね。
カレーが好きで週5で食べても大丈夫だそうです。私もカレーは好きですが、週5はちょっと…。
特技にゴルフと記入しましたが、ご本人が公言しているわけでなく、高校大学とゴルフ部に所属しており、大学時代のベストスコアは66。(※)
(※初心者がまず目指す壁が100を切ることだと言われているので、どれだけすごいかが分かるかと思います。)
これはもう特技と言っていいでしょう。
所属派閥は父親同様の志帥会。
現在は会長が空席ですが、5代目会長を務めた二階俊博氏にちなんで二階派と呼ばれている派閥です。
伊吹文明氏や二階俊博氏を始め、お騒がせ元五輪相の桜田義孝氏といった大物議員が有名ですね。
志帥会自体、亀井静香氏と中曽根康孝氏のお爺さんである中曽根康弘元首相が共同で結成したものになるので、中曽根康孝氏としてはこの会派以外は無いと言ったところでしょう。
次は中曽根康孝氏の経歴を見ていきます。
中曽根康孝の経歴
現在議員としては一年生。
議員としての経歴はさほどないのですが、議員になるまでは何をしていたのかまとめてみました。
経歴としてまず書くべきは、大学・大学院時代でしょう。
中曽根康孝の経歴~大学・大学院時代~
中曽根康孝さんが政治の道を意識し始めたのは大学生の頃、当時20歳でした。
授業の後に新幹線で、父親である中曽根弘文氏の選挙活動の手伝いをする中で
「この人達のお陰で祖父、父があり、今の自分があるんだ」と強く認識し、「自分も群馬の皆さんに恩返しができないか」
と思い始めたのが切っ掛けです。
ただ大学を卒業後は政治の道に進むのではなく、英語を使って勉強し、もっと日本を外から見てみたいと思いアメリカの大学院へ留学しています。
その大学院で様々な勉強をする中、日本の政治や経済、文化を他国の生徒に学んでもらうことに尽力し、「Japan Trip」という研修ツアーを企画。
当時は18カ国40人の生徒が参加。
今や大学毎年恒例のイベントとして定着して、現在まで8年連続で行われているというので凄いですね。
大学院でも日本の政治や文化を考えていらっしゃった中曽根康孝さんですが、その後も政治ではなく今度は金融方面に進みます。
慶應義塾大学の法学部とコロンビア大学国際公共政策大学院と、金融とはあまり関係がなさそうな学部からそちらに進んだのにも何か理由がありそうです。
中曽根康孝の経歴~JPモルガン証券時代~
大学で政治に興味を持ち、大学院で全く文化も言語も異なる人々の中でリーダシップを発揮した中曽根康孝さんですが、その後ご自身の苦手意識を潰すという目的で金融業界へ歩みを進めています。
どんな仕事をするにせよ、経済やお金の流れを知っておいた方が良いと考えていたと語っていますが、まず間違いなく今後進むであろう政治の世界に活かすためだと思われます。
外資系の会社ならではの「いつクビになるのか分からない」緊張感の中でかなり充実した仕事をされていましたが、自分にしか出来ない仕事がしたいと政治の世界へ飛び込むことを遂に決意します。
ただ最初は父親から「ダメだ」と突っぱねられ続け、それを覆させるため会社に辞表を提出し、父親である中曽根弘文氏の秘書として政治を勉強していくことになります。
社会人6年目での辞表提出。
6年目で辞表と言う事は、かなり優秀だったのでしょう。
(辞表とは普通役職がある人が「その役職を辞める意を表する」ために書くものです。私のようなぺーぺー社員は退職届です)
中曽根康孝の経歴~秘書時代~
1年目は東京で秘書としての仕事の傍ら
- 自民党で行われる勉強会に毎日出席
- 日米友好議員連盟を始めとする海外議会との友好議員連盟の運営に携わる
など政治家としての勉強を始めています。
2年目は父親の地盤である群馬に移り、地元への顔見せを積極的に行い地盤を作っていってます。
そんな秘書時代を4年間経験し、2017年に8月に自信で政治家として活動する旨を宣言し、その直後10月に行われた衆議院選挙で初当選されています。
中曽根康孝の経歴~初当選から現在まで~
議員に当選されてからは
- 未来を決める「少子化対策」
- 決断すべき「財政再建」
- 攻守メリハリのある「農業」
- 長期視点での「外交・安全保障政策」
- 若い世代の「政治参加促進」
- 「憲法改正」待ったなし
- 「中小零細企業」に実感できる活力を
という政策を軸に、活動されています。
まだまだ目立った活躍は乏しいですが、今後はお爺さんのように政治の中枢で活躍してくれることを期待しています。
中曽根康孝と櫻井翔の関係は?
中曽根康孝氏を検索しようとすると「櫻井翔」と言う予測が出て来ますね。
お2人の関係は、慶応幼稚舎時代からの幼馴染です。
お2人の関係について、中曽根康孝氏は
「6歳からずっと学校が一緒で、調子いいと週に3日くらい会っている」と、超人気アイドル・嵐の櫻井翔と幼馴染みであることを告白。「彼は番組のキャスターをやっていて世の中の問題に敏感だし、復興問題と戦争問題に興味を持っている。遺骨の収集にも行ったりしていて、僕としても勉強になる面がたくさんあって、仲良くさせてもらっている」という。
出典:Abemaタイムズより
櫻井さんも高学歴アイドルとして有名ですし、お互い刺激し合える部分があるのでしょう。
中曽根康孝と小泉進次郎の関係は?
現在38歳の小泉進次郎氏。中曽根康孝氏は37歳ですが早生まれなので同級生になります。
ちなみにただの同級生ではなく、小泉進次郎氏もコロンビア大学の大学院に籍を置いていたため、完全に同窓生と言う事になります。
それでなくても、お2人とも2世議員と3世議員と言う部分や、親族が元総理大臣という大物政治家という部分で似通っており、今後比較されることも増えてくるかもしれません。
「小泉総理の息子、中曽根総理の孫ということで比較対象になるんだろうけど、僕としてはただただ先輩の議員で、背中を見て学ぶことも多い。選挙にも強いし、自分の意志を貫ける、思ったことを発言できる。自民党という組織で若手は思ったことをなかなか言えない中、彼は自分の努力とDNAで作り上げた刀でバッサバッサ切っていく。あれは見習うべき点」と話す。
出典Abemaタイムズより
個人的には中曽根康弘元首相を引退に追い込んだが小泉純一郎元首相なので、(※)この2人が今後どういった絡みや活躍をするのか楽しみだという部分もあります。
(※小泉純一郎氏が2003年に比例代表においての定年制を導入したため、終身比例一位の中曽根康弘氏は引退する事になりました)
中曽根康孝の結婚してる?妻はエフピコの社長令嬢!
小泉進次郎氏と言えば、最近滝川クリステル氏と結婚したばかりですが、中曽根康孝氏はその1年ほど前の2018年10月10日に結婚されています。

お綺麗な方ですね。
お相手の名前は佐藤友美さん。広島県福山市に本社を置く、食品トレー製造会社エフピコの社長令嬢です。
結婚当時は25歳と言う事なので、2019年現在は26歳でしょうか。
お2人の馴れ初めは、中曽根康孝氏の従兄弟が友美さんと友人で、その紹介からお付き合いが始まってます。
友美さんのお父さんが前橋市出身と言う事も、群馬を地盤に活動する上で色々な繋がりがあったのかもしれません。
中曽根康孝氏が永田町にいる間は、妻である友美さんが地元であいさつ回りを行うなど、お若い奥様ながらしっかりと政治家の妻をされています。
私が永田町にいる間に妻が、参院選の群馬県自民党候補予定者の清水 真人さんの奥様とご挨拶廻り。地元の皆さんに温かく迎えて頂き感謝です。出典:中曽根康孝公式ブログより
中曽根康孝ってどんな人?まとめ
今回はご逝去された中曽根康弘元首相の孫である中曽根康孝氏についてまとめました。
ゴルフ真面目に励んだ大学時代の集中力や、多国籍な人たちの中で進んでリーダシップを取れる行動力。
苦手を克服するという目的で金融業界へ飛び込む勇気。
それら全てが、「中曽根と言う名を持って政治の世界に入る」ために、考えつくされた行動に見えてきます。
嵐の櫻井さんと幼馴染だったり、小泉進次郎環境大臣と同窓生だったりと、常に刺激を受ける環境にありそうですね。
ただそういった刺激やプレッシャーも、綺麗な奥さんが支えてくれる事で今まで以上に自分の力として変えていきそうな勢いです。
周囲のプレッシャーや期待に応えるために、自分がその時出来る事を全力で熟してきたような人なので、今後も政治の世界で大きく羽ばたいてくれると思います。
その名が天国にいるお爺さんの元へ届くような政治家になっていただきたいです。