こんにちは。
2019年のLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップも終わり、女子ゴルフも一旦シーズンオフと言ったところでしょうか。
今回の大会で注目されていたのが、渋野日向子選手の賞金女王獲得がなるかどうかでした。
残念ながら2位タイと言う結果だったため、賞金女王とはなりませんでしたが、(賞金女王は鈴木愛選手でした)それでも最後まで賞金女王を争っていたという事は、かなりの賞金額だったに違いなさそうです。
そこで今日は渋野日向子選手が2019年にどれだけの賞金を稼いだのか、またその内訳はどうなっているのか調べてみました。
【2019】渋野日向子の総獲得賞金額は?

渋野日向子選手の獲得総賞金額はなんと
約1億5千万円※
※正確には152,614,313円です。
この数字がどのくらい凄いのかと言うと、2018年の7月にプロテストに合格してプロに転向してはいるものの、その年はLPGA(日本女子ゴルフ協会)でのツアー獲得賞金はゼロで、ステップ・アップ・ツアー(※)への参加がメインでした。
(※ステップ・アップ・ツアーとは、LPGAツアーに出場資格のない新人などを対象に経験などを積ませる、育成・レベルアップを目的としたトーナメント)
2018年はそんなステップ・アップ・ツアーで賞金を得ていたのですが、その総額は
約700万円※
※正確には7,115,492円です。
前年の賞金約700万円から、今年は約21倍になった賞金額。これはシンデレラガールと言われても仕方がない成功ぶりです。
とここまでの数字は、日本の女子プロゴルフツアーでの賞金額です。
渋野日向子選手と言えば、その名を日本に轟かせた「AIG全英女子オープン」での優勝が有名ですよね。
その賞金額はここには加算されていません。
AIG全英女子オープンの賞金額はなんと
約7200万円
1つの大会で、その年の総獲得賞金の半分を賄うとか、流石メジャー選手権の1つ。
この賞金額を加算すると渋野日向子選手の2019年獲得総賞金額は
約2億2千万円を超えてきます。
この額は2018年の700万円からするとおよそ31倍。
年収が31倍とかもう訳分からんくなりますね。
【2019】渋野日向子の賞金内訳は?

そんなシンデレラガールの渋野日向子選手ですが、一回の試合でどのくらいの賞金を稼いでいるのか気になりますよね。
そこで2019年度のトーナメントと賞金額をまとめてみました。
トーナメント名 順位 賞金 ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 6T ¥2,246,666 ヤマハレディースオープン葛城 27T ¥608,571 スタジオアリス女子オープン 16T ¥768,000 KKT杯バンテリンレディスオープン 20T ¥850,000 38th フジサンケイレディスクラシック 2T ¥5,813,333 パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント 13T ¥1,128,000 ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 優勝 ¥24,000,000 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 36T ¥490,000 リゾートトラスト レディス 10T ¥1,616,000 ヨネックスレディスゴルフトーナメント 46T ¥343,000 宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 45T ¥455,000 ニチレイレディス 7T ¥2,400,000 アース・モンダミンカップ 4 ¥12,000,000 資生堂 アネッサ レディスオープン 優勝 ¥21,600,000 ニッポンハムレディスクラシック 7 ¥3,500,000 サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント 35T ¥390,000 北海道 meiji カップ 13T ¥1,386,000 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 3T ¥5,200,000 ニトリレディスゴルフトーナメント 5 ¥6,000,000 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 33T ¥1,240,000 第50回デサントレディース東海クラシック 優勝 ¥14,400,000 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 22T ¥637,000 日本女子オープンゴルフ選手権 7 ¥4,500,000 スタンレーレディスゴルフトーナメント 6T ¥2,500,000 NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 12T ¥3,340,000 TOTOジャパンクラシック 13T ¥2,502,744 第38回大王製紙エリエールレディスオープン 優勝 ¥18,000,000 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 2T ¥14,700,000 出典:日本女子プロゴルフ協会より
やはり優勝賞金が大きいですね。
一度優勝するだけで、2000万円前後の賞金が入ってきているので、トータルで1億円を超えてくるのも納得です。
【2019】日本女子プロゴルフの賞金ランキングは?

全英オープンの賞金を含めると1位なのは間違いないのですが、ここはちゃんと日本のツアーだけの成績でランキングを見ていきたいと思います。
賞金女王こそ逃したものの、最後まで競り合って、しかも最後の大会で2位タイと言う事なので、渋野日向子選手はランキング2位なのは間違いないでしょう。
ただそれ以外はどんな方がランキングに名を連ねているのか気になったので調べてみました。
順位 氏名 金額 優勝回数 1 鈴木 愛 ¥160,189,665 7 2 渋野 日向子 ¥152,614,314 4 3 申 ジエ ¥142,277,195 3 4 ペ ソンウ ¥127,554,556 2 5 イ ミニョン ¥105,755,162 2 6 河本 結 ¥88,025,906 1 7 穴井 詩 ¥86,978,534 1 8 小祝 さくら ¥82,982,071 1 9 上田 桃子 ¥81,089,991 2 10 勝 みなみ ¥76,449,928 2 11 柏原 明日架 ¥74,962,106 2 12 岡山 絵里 ¥72,084,135 0 13 稲見 萌寧 ¥71,873,338 1 14 原 英莉花 ¥70,769,927 1 15 畑岡 奈紗 ¥69,511,943 2 16 黄 アルム ¥66,241,538 1 17 成田 美寿々 ¥64,816,986 2 18 比嘉 真美子 ¥61,063,883 1 19 高橋 彩華 ¥55,289,178 0 20 アン ソンジュ ¥53,126,339 0 出典:日本女子プロゴルフ協会より
1位の鈴木愛選手とは約800万円の差ですね。
この金額になってくると「あとちょっとだったなー」みたいな感覚になってきますが、普通のサラリーマンからしたら800万の年収なんて中々の高給取りです。
鈴木愛選手は、2018年も賞金ランキングで3位に入っていますし、それだけ高い壁だったのでしょう。
ちなみに生涯獲得賞金女王はこの方、不動の女王こと
不動 裕理選手
その額何と、約13億円※
※正確には1,364,023,382円です。
凄い額ですね。渋野日向子選手がいずれこの記録を超えられるような選手になることを期待しています。
渋野日向子のスポンサーは?
プロゴルファーと言えば、賞金だけでなくスポンサー契約料も大きな収入源ですよね。
渋野日向子選手はかなり人気がある選手なので、多くのスポンサーがついています。
正直言ってどのくらいの契約料になるのか全く予想が出来ませんが、各スポンサーを紹介します。
所属スポンサー
一番契約料が大きいと言われている所属スポンサーは
RSK山陽放送です。
岡山にある放送局です。岡山出身の渋野日向子選手ならではの所属先といったところでしょうか。
用具契約
次は用具契約です。使用する用具は勿論の事、年間少なくない契約料が支払われています。
クラブ:PING
よく渋野日向子選手が被っているのを見る帽子のアレと同じメーカーです。
|
ボール:タイトリスト
賞金女王である鈴木愛選手も使用しているボールです。
|
ウェア:ビームスゴルフ
こちらは若者に人気のビームスが出したゴルフウェアですね。オシャレな格好でゴルフを楽しみたい方にお勧めです。
別に若くなくても着られる洗練されたスポーツウェアのようなデザインなので、人とは変わった雰囲気を出したいオジサマゴルファーにもお勧めです。
公式サイトはこちら
シューズ:ナイキ
言わずと知れた、スポーツメーカーの大御所。ゴルフでナイキと言えば、タイガーウッズを思い出しますが、契約料もとんでもない額なのでしょう。
その他のスポンサー
所属や用具の提供はありませんが、よく肩や胸などにその会社の名前を出す、所謂広告塔のような役目を果たしている会社です。
- ミック工業株式会社(空調・建設部材)
- 株式会社キャンディル(建築会社)
- 株式会社Tポイントジャパン
これ以外では日本航空(JAL)が移動などのサポートに名乗りを上げています。
流石に人気ゴルファーだけあって、多くのスポンサーがついていますね。
総契約料はどのくらいいくのでしょうか…。
まず間違いなく賞金額は軽く超えているでしょう。
まとめ
今回はあっと一歩で賞金女王に手がかからなかった、渋野日向子選手について賞金総額や内訳、ランキングとスポンサーまでお金について調べてみました。
獲得総賞金は約1億5千万円。全英オープンも含めると2億2千万円と、プロ転向から2年目にしては大躍進と言える凄すぎる結果です。
もちろん日本ツアーだけのランキングでも堂々の2位に入るなど、来年もその活躍は楽しみですね。
スポンサー契約料は、正直言っていくらになるのか予想できないくらいの額になってそうです。
今年の人気ぶりを見る限り来年以降もスポンサーからは引く手あまたなのは間違いないでしょう。
今後も活躍を期待しています。