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日韓通貨スワップとは?いまさら聞けないワードを分かりやすく解説してみた

こんにちは、椎木です。

通貨スワップってご存知でしょうか。つい何年か前に、テレビでよく聞いてたあれです。

当時は、あーハイハイ。「通貨を交換するんでしょ?」くらいの認識だったのですが、折角なのでこの機会にちゃんと調べてみる事にしました。

通貨スワップとは?

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通貨を対象とするデリバティブ(金融派生商品)取引のひとつで、異なる通貨間のキャッシュフローを交換する(スワップする)取引を、「通貨スワップ」といいます。例えば、ドルでの支払いのためドル建て社債を発行して、通貨スワップで円に換えれば利払いや元本償還が円になるため、将来の支払いが円貨で確定します。通常は、金利(クーポン)の交換だけでなく、取引の開始時や終了時に元本の交換も行われますが、元本の交換をせずに金利部分だけを交換する通貨スワップは、「クーポン・スワップ」とも呼ばれます。なお、通貨スワップも、金利スワップ同様、取引所を通さずに当事者間で直接取引を行うという店頭取引(相対取引)によって行いますので、交換する期間や条件などは当事者間であらかじめ取り決めることになります。

SMBC日興証券 初めてでもわかりやすい用語集より

……よく分かりませんでした。

見間違えでしょうか。「初めてでも分かりやすい」と書いてあるのですが、全然分からないのですが。

もう少しかみ砕いて説明してあるものを探してみると、

各国の中央銀行(日本の場合、日本銀行)が互いに協定を結ぶ「通貨スワップ協定」というものもありますが、これは自国の通貨危機が起きた際、自国通貨の預け入れと引き換えに、協定を結んだ相手国の通貨をあらかじめ定めたレートで融通してもらえる協定です。単に「スワップ協定」とか、「通貨交換協定」とも呼ばれます。

SMBC日興証券 初めてでもわかりやすい用語集

だいぶ分かりやすくなりましたね。

どうやら通貨スワップと言うのは、国と国での協定ではなく、中央銀行同士の取り決めみたいですね。

あらかじめ、レートを決めておき、仮に相場のレートが上下したとしても、協定を結んだ相手国との取引は、定めたレートで取引できるようです。

日韓通貨スワップとはどんなものだったのか

通貨スワップと言うのが、お互いに自国の通貨危機の場合に融通しあえるという物ならば、なぜ日韓通貨スワップはなくなったのでしょうか。

日韓通貨スワップも、他の通貨スワップ同様、日本円と、韓国ウォンをあらかじめ決めた為替レートで交換するという内容でした。

何が問題だったのか

日本におけるメリットがほぼ皆無だったというのが一番でしょう。

協定上は、日本が韓国から通貨スワップを受けることも可能となっていますが、日本における米ドル資金については、日米通貨スワップ協定が期限・金額無制限で実施されているので、わざわざ韓国ウォンを受け取る理由がありませんでした。

また日韓での貿易の大半は「円建て」で行われているので、仮に韓国ウォン為替レートが不安定になろうとも、日本企業に与える影響は限定的だったので、ウォンを一定の為替レートで入手できるメリットは殆どありませんでした。

それに引き換えデメリットは

700億ドルのスワップ資金が返済されないリスクを筆頭に、

スワップ協定の存在により、韓国通貨暴落のリスクが軽減され、ヨーロッパの資金が韓国企業に流入しやすくなりました。

結果として日本企業と競合関係にある数社へのファイナンスを、日本銀行および日本国政府が保証しているという意味の分からない事態になっていました。

実際この日韓通貨スワップに関しては、事実上日本から韓国への経済援助とまで言われていたほどです。

ウォン安が進む中、韓国としては再び日韓通貨スワップの再開が望まれているでしょうが、日本としてはメリットがないので難しいところでしょう。

まとめ

今回は、いまさら聞けない通貨スワップについて調べてみました。

あらかじめ決められたレートで通貨をやり取りできるという、魅力的な協定に思えますが、結ぶのであれば、それなりにメリットがある国でないと意味がないので、日銀や経済界にはちゃんと見極めて欲しいですね。

それでは今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。ではまた次のニュースで。