チュート徳井の会社の実態や脱税から分かる年収は?今後の活動も調査

※10月25日追記

チュートリアルの徳井義実さんが7年間で合計1億3800万もの所得申告漏れと、脱税をしていたと話題になっていますね。

テレビで見ない日がない程の売れっ子ですし、めちゃくちゃ稼いでいるのは知っていたのですが、今回指摘されたのは徳井義実さん本人というより、個人事務所である

チューリップ

という会社でした。

吉本興業という大きな芸能事務所に所属していながら、個人でも会社を経営しているなんて、めちゃくちゃ儲けてるな!

と思いたい所なのですが、どうもこの個人事務所、税金対策のための会社のようです。

結構芸能人の方で個人事務所を経営されたりする方が多いですが、そういった方々も同じ

節税

のために事務所を経営しています。

  • 会社を作ることが何故節税に繋がるのか
  • 節税が脱税に変わった仕組み
  • 事件で明るみになった金額から年収が分かるかも
  • 事件の影響で引退はあるのか

と言う事を、調べてみました!

徳井義実の会社の実態:節税の仕組み

徳井義実さんは2009年に株式会社チューリップの名前で個人事務所を設立されています。

M1で優勝されたのが2006年、しゃべくり007が始まったのが2008年と、人気がうなぎ上りの真っ最中に設立されていますね。

この会社の実態ですが、徳井義実さんが所属する吉本興業から仕事の案件が株式会社チューリップへと発注されます。

徳井さん個人ではなく、間に会社(法人)をかませているというのがミソですね。

そしてその案件を株式会社チューリップとして引き受けますが、もちろん実際に仕事をされるのはそこに所属する徳井さん。

そして仕事が終わったら対価として吉本興業から株式会社チューリップへ報酬が支払われます。

徳井さんはその報酬の一部を、株式会社チューリップからの給料(正確には役員報酬)として受け取る。

という仕組みになっています。図に表すとこんな感じ

 

なぜこのような分かりにくい仕組みにしているかと言うと、会社設立の大きな目的は節税のためです。

 

個人事務所節税の仕組み:税率の違い

なぜ、会社を作ると節税になる理由ですが、大きな理由として所得税と法人税の税率の違いがあります。

所得税は超過累進税率と呼ばれる税率になっており、簡単に説明すると

所得が上がれば上がるほど税率が上がる

というものになります。

課税される所得金額 税率 速算控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え 4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

所得に対する税率は最大で45%まであがり、仮に1億円稼げば4500万円を所得税として納めなければなりません。

もちろん本当に税金を納める場合は、この4500万円から控除額を引いた金額になるのですが、それでも4000万近い金額にはなるでしょう。

それに対して法人税は現在一律で23.2%(資本金が少なく、売り上げが少ない場合はさらに低い率)

期末の資本金
または出資金
所得金額 税率 (2018年度~)
1億円以上 23.2%
1億円以下=中小法人
(資本金5億円以上の大法人の子会社などは除く)
800万円以上 23.2%
800万円以下 15%

どれだけ高くても、23.2%なので先程の例で1億円稼いだとしたら、法人ならば2320万円の税金と言う事になりますね。

単純にこれだけ見ても、半分近く税金が安くなっているので、かなりお得に見えます。

もちろん法人税以外にも法人住民税などがかかってくるのですが、それでも税率は30%前後でしょうか。

住民税は個人にもかかってくるので個人所得の場合は金額によっては50%を超えて税金を納めないといけなくなりますね。

そりゃこんだけ取られたら、節税のために会社くらい作るわ。

 

個人事務所節税の仕組み:経費へ計上

もう一つ、法人を作るメリットとして、経費で売り上げを相殺する事が出来ます。

個人所得でも配偶者控除や、保険料の控除があるのですが、法人の経費に比べたら微々たるもの。

例えば役員報酬

原則、毎月一定額(同じ金額)を支給する場合にのみですが、経費として計上することが出来ます。

例えば毎月300万円の役員報酬を定め、そのとおりに支給し続ける限り、その300万円は経費つまり損金としてその額分の税金が控除されます。

他にも役員賞与

これはいわゆるボーナスですね。

いつ、いくらの金額かを事前に税務署に届け出ることで経費にすることが出来ます。

届け出の期限など条件もありますが、条件さえ守れば報酬同様経費扱いで節税出来ます。

その他にも出張旅費や消耗品なども経費として計上できるので、かなりの金額が税金と相殺することが出来ます。

 

徳井義実の会社の実態まとめ

これらの経費を差し引いた金額が法人の所得と言う事になるので、例えば洋服を衣装代として、旅行代金を出張旅費としてそれぞれ経費に計上したりして、なるべく法人の所得を少なくして、更に法人税を抑えようというのが目的になりますね。

もちろん法人から支払われる役員報酬には所得税も住民税もかかってきますが、法人をかますとかなりお得になります。

個人所得1億円の場合(控除や住民税をぬいた単純計算です)

税金は45%の4500万円

法人をかませた場合(数字は適当です)

  • 役員報酬と賞与の経費で計2600万円
  • 消耗品などの経費で300万円
  • 出張旅費の経費で100万円

合計3000万円の経費と収入を相殺して、最終所得は7000万円。

税率は23.2%なので税金は1624万円

所得税2600万円の40%なので1040万円

合計で2664万円の税金支払い。

個人の時と比べると1800万円も節税できています。

もちろんこれに控除や、住民税。法人の場合は法人住民税もかかってくるので、もう少し数字は小さくなるでしょうが、それでも何百万単位での節税になります。

さらに経費として洋服や日用品などを計上していれば、生活費も浮かすことが出来るかも……

と言う魂胆で経費に計上した結果……次に脱税の仕組みで解説します。

 

徳井義実の脱税・申告漏れの仕組みは?

脱税の仕組み

何でもかんでも経費に計上した結果

「これは経費としては不適切」

と言う事で、2011年から2015年までの間の約2000万円が脱税として申告されています。

節税のつもりで経費として計上してきた服やアクセサリーが

架空の経費の計上

とみなされて、2011年から2015年の間の2000万円は脱税という扱いになっています。

年間400万円ほどの服やアクセサリー代なのでかなりの高級品でしょう。

一般的に服やアクセサリーは経費として計上するのが非常に難しいので、この辺を無理に税理士さんにお願いしていた可能性もありますね。

 

申告漏れの仕組み

所得の申告漏れは、読んで字の如く、所得の申告をしていなかったという事ですね。

脱税との大きな違いは

故意か故意じゃないか

という点が挙げられます。

 

徳井さんは会見で「2,3年分まとめて申告したらいいと思っていた」と言うニュアンスの話をしていましたが、税理士さんを付けていれば、そんなおかしな事はないとすぐに分かったはずです。

税理士さんを雇っている旨は話していましたが、税理士さんもお客は徳井さん1人ではないでしょうし、ご自身で税理士さんまでは申告するのは社会人として当然の事でしょう。

この行為が故意ではないという見方をされているので、今回は2016年から2018年までの間の1億1800万ともいわれる所得は、脱税ではなく所得申告漏れと言う扱いになっています。

プライベートな物を故意に経費として計上…脱税

まとめて申告するつもりだった(故意じゃない)…申告漏れ

と言う仕組みになります。

 

ただ、今回の事件の前にも申告漏れを指摘されていたという情報もありました。

コレが事実なら、「申告漏れはダメ」と知っていたはずなので、故意に所得を隠していたとみなされそうなのですが…。

それでも国税局は故意でないという認識のようなので、私はこの辺で口をつぐむことにします。

 

徳井義実の年収は?

かつてテレビ番組で

月収700万円

をカミングアウトした事がある徳井さん。

その事で年収は8400万円にものぼるのでは?と目されていますが、本当のところはどうなのでしょうか。

 

今回3年間で約1億2000万円の所得申告漏れがあったので、単純に3で割って4000万円の法人所得があったと考えます。

法人所得は経費を差っ引いた額になります。

 

この基準となる3年間の前は、経費として計上したものがNGを食らっているので、今回考慮する経費は、徳井さん個人に支払われている役員報酬と事務所費用だけだと仮定します。

役員報酬がどのくらいか全く見当がつかないのですが、徳井さんクラスになると家賃だけでも月に4~50万ほどは払うでしょう。

自宅を事務所として登記して家賃を経費で払えば

50×12で600万円

 

役員報酬は想像するしかありませんが、生活費、交際費などを考慮すると、徳井さんクラスなら月に100万円は欲しいのではないでしょうか。

100×12で1200万円

 

もちろん税金引かれた後なので控除やらもろもろを考慮して1700万円くらい。

と言う事で経費は

1700万+600万で2300万

 

法人の所得400万円と合わせると、徳井さんの年収は

約6300万円(完全に予想です)

になりそうです。

かなりの金額ですね。ダイレクトで所得税を取られるとしたら45%の2800万ほど持っていかれるので、個人事務所も設立したくなりますね。

 

徳井義実の引退や結婚の可能性は?

最近は芸能人のスキャンダルに厳しい風潮ですよね。

事件の大きさや、徳井さんの人気ぶりからすると

「もしかしてこのまま引退しちゃうの?」

と思うファンの方もいらっしゃるかもしれません。

 

ただ今回の事件の対応として、テレビ各社は番組の降板等を考えていないと発表しています。

流石にイメージが大きいCM等は差し替えや、しばらく放送を控える事になりそうなので、ある程度の違約金などを払う必要があるかもしれません。

それらの違約金を払うためにはバリバリ働かないといけないので、引退している場合ではないでしょう。

 

数か月後くらいには、「今くら」で指原さんに「しゃべくり」で有田さんあたりに

「脱税のプロとして~」

とかいうニュアンスで弄られているのが想像できますし、引退はないでしょう。

 

また、今回の事件で「徳井義実」と調べると候補に「結婚」と言うワードが出て来ます。

事件と結婚なんて全く関係なさそうなのですが、こういうどん底の時に支えてもらうと

男として身を固めてもいいかなー。

という気持ちになる可能性は非常に高そうです。

 

現在お付き合いしている彼女はチャランポランタンのモモさんだと言われています。

 

今回の事で徳井さんを支えたら、2人の距離がグッと縮まって、遠くない未来に

「どん底の時に支えてもらって…」

とかいう結婚会見を開いてる想像も出来なくはないですね。

 

個人的にもしっかりとした奥さんを貰って、財布の管理をしてもらうと良いのでは?と思います。

 

奥さんを会社の役員に据えたら役員報酬や役員賞与で経費として計上出来るので、節税としてもおすすめですから

 

嘘が露呈して活動自粛へ

事件が発覚して、記者会見で今回指摘された以前の納税はしっかりとしていた。と釈明していた徳井さん。

ですが、吉本興業が実施した調査で

  • 会社設立の2009年から毎年法人税を期限内に申告していなかった。
  • 毎年申告ではなく、実際は12年、15年とそれぞれ3年分まとめて申告。
  • 更に15年分は申告するも納付せず
  • 16年に銀行預金を差し押さえられる
  • 極めつけは社会保険に未加入

とあまりにもずさんな管理が露呈してしまいました。

また、法人税だけに留まらず、チューリップから支払われている所得税の申告も無申告を繰り返して、15年、18年にそれぞれまとめて申告しています。

 

ここまでずさんと言うか、悪質だと開いた口がふさがらないですね。

問題が大きくなりすぎて、徳井さん本人が活動自粛を申し入れ、吉本興業が了承する形でしばらく活動を自粛する事になってます。

 

自粛の期間は示されていませんが、少なくとも年内いっぱいは自粛されるでしょう。

私としては、来年の3月に確定申告の期限が終わってから

今年度はしっかりと申告・納税してきました

的なノリで復帰するんじゃないかなー。と思ってます。

まとめ

今回は所得隠し・脱税で話題の徳井義実さんの会社設立の目的や、脱税の仕組み、おまけで年収の予想までしてみました。

色々調べて思ったのは

まあ私が法人を設立する事はないな

と言う事ですね。

吹けば飛ぶような微々たる所得税なので、要らなそうです。

稼いでいる人からしたら、半分近くも持って行かれて理不尽極まりない所得税の仕組みですが、決まっている以上はしっかり払わないといけないですよね。

…というか法人税が低すぎるからこんなことになるんじゃ?