全個体電池の実用化は2019年のいつ?開発状況や量産で村田製作所の株価はどうなる?

こんにちは、椎木です。

持ち運びできるデバイスが増えてきた昨今、バッテリーの心配というのはどうしても付きまとってしまう問題ですよね。

そんなバッテリー問題に新たな風を与えてくれるだろう

全個体電池

この全個体電池をあの「村田製作所」が量産に乗り出したと言う事でかなり期待が集まってます。

今日はそんな全個体電池について

  • 全個体電池とは
  • 全個体電池の実用化はいつ?
  • 全個体電池の量産化で村田製作所の株価はどうなる?

と言った事について調べてみました。

全個体電池とは?

そもそも全個体電池とはいったいどういった物かというと


全固体電池(ぜんこたいでんち)とは陽極と陰極間のイオンの伝導を固体の電解質が担う電池で、一次電池と二次電池の双方にある。

wikiより

今主要で流通しているリチウムイオン電池は、液体の電解質で満たされた+と-間の「水槽」を、リチウムイオンが行き来することで充放電をしています。

その間の液体を個体に変える、

要は、今まで電子の電導部分に使用していた「液体」を「個体」に変更した電池。ってことですね。

一次電池は所謂使い捨てのアレ。

二次電池は充電できるタイプと思っていただいて結構です。

内部を液体から個体に変える事でどういったメリットがあるかと言うと

一番はやはり

液漏れの心配がない

と言う事でしょう。

液漏れの心配はないですし、更に言えば現在主流のリチウム電池はイオン電導に可燃性の液体を使用しています。

これを個体に変えるだけで、バッテリーの異常放熱からの発火などの事故を防ぐ期待もありますね。

その他にも数分で充電が可能になると言われています。

安全性の高さや大容量化のしやすさ、更にショートを防ぐセパレーター(絶縁材)が不要で低コスト化への期待もあります。

作動する温度の範囲も広く既に小型の全個体電池は開発が進んでいる状況です。

ただ、そうは言っても課題もあって

特に大型の、大電流での使用時に高速での充放電に課題がある他、低温時のイオン伝導率の悪さなどが実用化にストップをかけている状況です。

全個体電池の実用化は2019年のいつ頃?

そんな状況を打破すべく、トヨタやパナソニックを始め多くの自動車メーカーや電機メーカーが開発投資に乗り出している中、「村田製作所」が量産を始めるとの発表をしました。

トヨタがつい最近2020年初頭までに実用化と量産を目指すと言ったばかりですが、村田製作所がそれを上回る2019年内の量産化を発表し世間の注目を集めていますね。

村田製作所は2019年度内にセラミックス技術を応用した全固体電池の量産に乗り出す。野洲事業所(滋賀県野洲市)の電池関係の生産棟に量産ラインを新設する。当面の生産能力は月10万個を予定する。試作品の容量は他社製品と比べて100倍の10ミリアンぺア時強と業界最高レベル。17年にソニーから買収したリチウムイオン二次電池事業を含め、注力するエネルギー関連市場への展開を加速する。

ニュースイッチより

試作品の段階で既に業界最高レベルの容量とは期待できますね。

さらに2019年度中に量産に乗り出すとしている事からかなり期待が持てます。

既に量産に向けてサンプル品も出荷しています。

リチウムイオン電池と違い熱くなりにくく、安全性の高さからウェアラブル端末での使用を目的とした物なので、そういった面で結果が出れば私達が使用するスマホやパソコンのバッテリーに転用されるのもそう遠くないでしょう。

今現在はラインを設置する段階との事なので、

生産ラインの設置→生産ラインでの試流し→検査合格→量産化

と簡単に見てもこのような流れになるでしょうから、量産は早くても2019年の後半になるでしょう。

全個体電池量産で村田製作所の株価はどうなる?

全個体電池の量産発表で気になるのは村田製作所の株価の動向でしょう。

ニュースが発表になった19日に一気に上がってます。

全固体電池の世界市場規模は17年が21億円に対して、EV向けがけん引して35年は2兆7877億円となる見通し

ニュースイッチより

2035年には単純に2017年の100倍の市場規模が見込まれているだけあって、市場はかなり敏感に反応したのが分かります。

そこからゆるゆると横ばい気味の下降を見せていますが、今後も量産が開始されれば更に上昇の可能性はありますね。

今年の最高値は6150円ですし、そこを超えてくる可能性は高そうです。

今後の株価にも注目ですね。

最後までお読みただきありがとうございました。

ではまた次のニュースで。